フランスでは「大地のりんご」 ジャガイモのお話
「新じゃが」が出回る季節となりました。ジャガイモは煮物や揚げ物など料理に欠かせない、栄養価が高い馴染みの深い食材です。
中世、南米からヨーロッパに伝わった当時ジャガイモは「悪魔の食べ物」と呼ばれていました。
なぜかというと「聖書に出てこない」「種をまかないのに、勝手に土中で増える」「栽培が簡単なので怠け癖が付く」など諸説がいわれていますが、性質がよく知られなかった当時、若芽に含まれるソラニンで中毒を起こす人が多かったからではないかと思われます。
原因がわかってからは、栄養価が高く、寒い国でも育つことなどから飢饉対策作物としても栽培が奨励され、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれて親しまれ、ドイツでは主食として食べられたりしています。現在では世界の五大食用作物(小麦・水稲・大麦・とうもろこし・ジャガイモ)の一つとされています。
ジャガイモは保存が利くので、光のあたらない風通しのよい冷暗所で保存しましょう。
広報ふじのみや 平成19年6月号より