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2007年07月26日

資格商法

【主な商品・サービス】
行政書士や旅行業取扱主任者等の資格を取得するための講座

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
電話で「受講すれば資格を取れる」などと執拗な勧誘をし、講座や教材の契約をさせる。以前の契約者に「資格が取得できるまで契約は続いている」、逆に「契約を終わらせるための契約を」といって再度別の契約をさせる二次被害が増えている。

【事例】
職場に執拗に勧誘電話があり、資格取得講座の契約をした。数年後また電話があり、「以前の契約は生涯継続。終わらせたいなら登録抹消料を払う必要がある」と言われ承諾した。業者から届いた契約書面は、資格教材の申込書になっていた。

【対処法】
受講を勧誘されたときには、資格の内容や実施主体について国や地方公共団体に確認したり、講座の費用や支払い方法を調べた上で自分にとって必要な資格かよく考えましょう。電話勧誘に対しては、あいまいな返事をせず、毅然とした態度ではっきりと断りましょう。
自分が承諾した覚えがないのに、事業者から一方的に契約書への署名・捺印や代金支払いを迫られても、これに応じたりせず、「応諾してない」と断りましょう。

デート商法

【主な商品・サービス】
アクセサリー、絵画など

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
出会い系サイトや電話、メールを使って出会いの機会をつくり、デートを装って契約させる商法。異性間の感情を利用し、断りにくい状況で商品を勧誘、契約を迫る。契約後は行方をくらますケースが多い。

【事例】
知らない男性から、間違いメールが何度もきた。「宛先が違います」と返信したことがきっかけで交際へと発展。何度かデートしているうちに、「仕事の売り上げが悪く困っている。絵画の即売会があるから協力してくれないか」と頼まれ、50万円の絵画を契約した。両親に「だまされている」と怒られたが、彼のことを信用しており、解約すると嫌われそうで怖い。

【対処法】
見知らぬ異性からの電話には、商品などの購入の誘いではと疑ってかかるくらい慎重になるべきです。また、相手が優しく親切なのは商品などを売るための手口です。その場雰囲気に巻きこまれずしっかりとした冷静な判断を行うことが極めて重要であり、きっぱりと断る勇気や判断に迷った時には一度その場から立ち去る勇気を養うことが必要です。

催眠(SF)商法

【主な商品・サービス】
布団類、電気治療器、健康食品

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
「くじに当たった」「新商品を紹介する」といって人を集め、閉め切った会場で台所用品などを無料で配り、得した気分にさせ、異様な雰囲気の中で最後に高額な商品を売りつける。

【事例】
スーパーマーケットの開店セールに出かけた。店の近くで「プレゼントがありますよ」と声をかけられ、仮設テントに行った。中では「早いもの勝ち」と台所用品が配られ、我先にとてを挙げているうちに興奮状態になった。「最後は今日の一番のお勧め。高級羽毛布団50万円がたったの30万円!」とのかけ声に思わず契約してしまった。翌日返品しようとしたが、もう仮設テントはなかった。

【対処法】
無料商品は高額な商品を買わせるための手段です。被害にあわないためには、安易についていかないようにしましょう。

ネガティブ・オプション

【主な商品・サービス】
雑誌、ビデオソフト、新聞、単行本

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
商品を一方的に送りつけ、消費者が受け取った以上、購入しなければならないという勘違いして支払うことをねらった商法。代金引換郵便を悪用したものもある。福祉目的をうたい、寄付と勘違いさせて商品を買わせることもある。

【事例】
福祉団体を名乗るところから、注文した覚えのないハンカチセットが届いた。「寄付のお願い・一口3000円」とあり、そのままもらっておくのも気が引けたので、お金を振り込んだが、その福祉団体は実在していないことが分かった。

【対処法】
この商法は、「特定商取引に関する法律」のいわゆるネガティブオプションに当たり、商品が送られた日から14日間(商品の引き取りを販売業者に請求したときは、その日から7日間)を経過すれば自由に処分できます。代金を支払う必要も自分から商品を返送する必要もありません。ただし、その14日間の保管期限中に商品を使うと購入の承諾とみなされ代金を支払わなくてならないことになります。

点検商法

【主な商品・サービス】
床下換気扇、布団、浄水器、耐震工事、屋根工事

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
点検をするといって家に上がり込み、「床下の土台が腐っている」「布団にダニがいる」「白アリの被害がある」などと不安をあおって新品や別の商品・サービスを契約させる。

【事例】
「近所で床下の工事をしている。あいさつ代わりに床下を無料点検する」と業者が訪れたので見てもらった。「湿気で柱が腐りそうだ。ちょうど床下換気扇を持っているので、今日なら通常の半額で工事をする」と言われ契約し、すぐに工事をしてもらった。後で知り合いの大工さんに見てもらったが、柱に異常はないと言われた。

【対処法】
悪質業者は身だしなみを整えてやってくるだけでなく、巧みな話術と専門用語を並べ信用させます。家の中に入れ、長時間話すと断りにくくなります。玄関の扉を開ける前に名前と用件だけを聞き、必要ないと思えば、きっぱりと断りましょう。公的機関を装って来た場合は、身分証明書の提出を求め、身元を確認しましょう。契約はその場でするのではなく、必ず家族や知人に相談してからするようにしましょう。

2007年07月23日

未公開株

【未公開株について】
消費生活相談窓口には、未公開株購入のトラブルに関する相談が多く寄せられています。未公開株の販売などを行うことができるのは、その未公開株を発行する会社や、登録を受けた証券会社に限られます。

【事例】
電話で投資顧問会社を名乗り、「近く上場予定だから、絶対もうかる」と言われて購入した。 しかし、株券発行会社に問い合わせしたら、「上場する予定は無い」と言われた。その投資顧問会社に何度電話してもつながらない。

【対処法】
取引内容が理解できない時やあまりにもうますぎる話は、はっきり断ることが大切です。


内職商法

【主な商品・サービス】
ワープロ・パソコン・内職

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
「在宅サイドビジネスで高収入を」「資格・技術を身につけて在宅ワーク」など、契約すれば仕事を紹介すると勧誘し、実際は高額な教材や内職材料を売りつけるもの。ほとんど収入は得られず、支払いだけが残る。

【事例】
「パソコン内職をしませんか」と電話がきた。「パソコン検定に合格すれば仕事を紹介する。教材で勉強すれば、誰でも合格する。内職した収入で教材代を支払えば負担もない」と言われ60万円の教材をクレジット契約した。勉強したが、難しくて検定に合格できない。教材代だけが毎月引き落とされるうえに、業者と連絡が取れなくなってしまった。

【対処法】
契約を結んでしまった消費者は、クーリングオフ(契約の無条件解約)することができると記載された書面を受け取ってから20日間はクーリングオフすることができます。クーリングオフした場合、消費者は一切の損害賠償又は違約金の請求を受けることはありません。

アポイントメントセールス

【主な商品・サービス】
アクセサリー・複合サービス会員・教養娯楽教材

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
「抽選で当たったので景品を取りに来て」「特別モニターに選ばれた」などと有利な条件を強調し販売目的を隠して電話や郵便で呼び出し、商品やサービスを契約させる。

【事例】
「抽選で当たったので、プレゼントを取りに来て」と電話がきた。事務所に出向いたところ、アクセサリーを勧められた。断って帰ろうとしたが、3人の男性に囲まれて5時間も説得され、このままでは帰れないと契約してしまった。

【対処法】
「あなただけ」「特別に選ばれた」などの電話には要注意です。有利な条件をちらつかせ、呼び出されて会ってみると長時間の勧誘が待っていた・・・あやしい誘いにはのらないように注意しましょう。また、恋愛感情を利用したような手口もありますので気をつけましょう。

2007年07月19日

キャッチセールス

【主な商品・サービス】
化粧品・エステ・アクセサリー・美顔器・絵画

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
駅や繁華街の路上でアンケート調査などと称して呼び止め、喫茶店や営業所に連れて行き、商品やサービスを契約させる。

【事例】
路上で「無料お試しエステをしませんか」と声をかけられた。無料だったので店に行き、肌を見てもらったら「今から始めないと10年後シミ・シワが増える」と30万円のエステの契約を迫られた。
「クレジットなら月々1万円」だと言われ、結局断りきれずに契約してしまった。

【対処法】
「無料でお試し」「アンケートに答えて」・・・知らない人から声をかけられ、「購入などをすすめられても断ればいいや」などど軽い気持ちでついていったところ、断れない雰囲気になって結局契約してしまった!
こんなことにならないように、知らない人の誘いにはついていかない、必要のないものははっきり断るようにしましょう。

マルチ商法

【主な商品・サービス】
健康食品・化粧品・浄水器

【主な勧誘手口・特徴と問題点】
販売組織の加入者が消費者に商品などを購入させて、その販売組織に加入させることによりマージンを得る仕組みの商法。勧誘時の「もうかる」という話と違って思うように売れず、多額の借金と商品の在庫を抱えることになる。他人を勧誘することによって加害者になる危険性もある。

【事例】
大学の友人に誘われ、ネットワークビジネスの説明会に行った。「月に100万円の収入」という夢のような話を聞き加入した。学生ローンで借金をして健康食品を購入したが、加入者はみつからず在庫を抱え借金の返済もできない。おまけに「怪しい商売をしている」とうわさが立ち、友人関係が壊れてしまった。

【対処法】
「楽しくてもうかる」「いいバイトがある」・・・簡単に誰でも高収入を得られそうな気持ちになりますが、実際はそううまくいきません。強引な勧誘で人間関係をこわす、加害者になってしまう、商品の支払いのために消費者金融から借金・・・「うまい話はない」と思ってきっぱり断りましょう。