干しシイタケ
干しシイタケには、リボ核酸とそれを分解してうま味にする酵素があります。この酵素は、生シイタケの生きた細胞内では自由に活動できません。乾燥させ干しシイタケの状態にすると細胞が壊れます。この状態で水戻しをして、調理・加熱すると酵素が働きはじめ、日本料理の三大うま味成分といわれるグルアニル酸が10倍にも増えます。
日光に当てることで、1,000倍にも増えるといわれる干しシイタケの豊富なビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収や骨へのカルシウムの吸収に大きな役割を果たしています。
また、干しシイタケには食物繊維やカリウムも多く含まれています。食物繊維は、腸管内のコレステロールや発ガン物質などを吸着して排出を早める作用があり、カリウムは、ナトリウムの排出を促し、血圧を下げたり、便秘解消や腎臓の老廃物の排泄を促すよう働きかけます。
うま味やかおり、食感に勝り、栽培に農薬や添加物を使わないで育つため、安心安全で健康に役立つ食品といえます。
広報ふじのみや 6月号より